八月八日山々の王 富士山登山の日

 御殿場口登山道登頂記録 
原敬・富士山登山劇場・Ⅲ 

気・楽・に 富士山 へ





八月八日は山々の王 富士山登山の日です!

 山の日は寧ろ八月八日の方がふさわしいと思いましたが、8月11日となりました。8が山で、11が林だとか? ちょっと苦しい語呂合わせですね。

ちなみに、皇太子殿下は二千八年八月八日に富士宮口から富士山初登頂しています。

私は平成二十八年八月八日に御殿場口登山道から登頂しました。


御殿場口登山道は図でもわかりますように、4コース登山道のうち最も長いコースです。
登山口は富士宮口より千メートルも低いのです。その分傾斜は緩くなります 頂上までは11キロメートル。
時間をたっぷり取って、ゆるりゆるりと上る方には最適のコースでしょう。

駐車場から眺めると山頂は遙か彼方で、気が遠くなってしまいますが、

一歩一歩進めれば、いずれはあの頂きに立てるのだと思えば楽しい物です。



今回私の場合、前日七日午後から開始して翌八日のご来光を山頂で拝めればということで、七日午後2時頃御殿場口新五合目を歩き始めました。

この日は富士山登山駅伝競技が午前中に行われ、次郎坊までの長い直線の登山道では関係者・ことに多くの自衛隊員の下山にあいました。

首が無い! 過酷なレースのようですね。

次郎坊からは綴れ折れの道を登っていきます。
この時間帯この登山道を来る人はおらず、ただ一人だけ。

高度が上がると山中湖や明神山も望めるようになり、影富士がだんだん伸びていく様を振り返りながらひたすら登り続けていきます。

午後五時頃、登山道2000mを超えた当たりで登山道を下山してきたオバサン夫婦に逢いましたが、昨夜11時に登山開始して山頂へは今日12時に着いたそうで、所要時間13時間だったそうで!へとへとという様子でした。

「この御殿場コースは二度と来たくない!」と話す声も下山者の中から聞こえたりもしました。
日が沈み闇に包まれると懐中電灯を頼りにひたすら足下を見つめ、

一定間隔にたてられた標識とコーナー毎に張られたロープを頼りに一歩一歩進むのみ。
標高3000メートルへは午後九時13分到達。標高3300メートルの山小屋には八月八日午前1時13分に到着。ここからの夜景も素晴らしい。
真夜中の富士山上部は冷たい風が容赦なく吹き付けます。江戸時代の登山者たちが人穴(室)に固まって耐えている絵が浮かびます。
この絵の登山者たちもかなり高山病に掛かっているようにみえますね!  私も持って行ったジャンバーや雨合羽をまとってバイオトイレの建物を借りて休憩しましたが、1時間以上がたガタ震えていました。良く風邪を引かなかったものですよ。

休憩後また重い足取りで歩を進めます。下からヘッドランプがいくつも揺れなが上がってきて、追い越して行きます。

・・・そしてとうとう  山頂へ到着。

この山頂へ飛び出す瞬間は意外と早く感じました。まだまだ遠いと思っていたところ、右手上からヘッドライトが続々と列を成して来ている あれ?ーーーここはいつか来た覚えがあるーーーそうだ銀名水のある御殿場口登山道の頂上ではないか!ーということは、あのヘッドライトの列は夜間お鉢巡りをしている人たちだったのだ。
ヤッターー!所要時間は14時間!!!
 頂上はまだ暗く午前4時前でご来光まではまだ少々時間があるので、日の出のよく見える所へ行こうと久須志岳へ向かいました。良さそうな場所に腰を下ろしひのでを待ちましたが、周りには東洋人や西洋人など外国人がたくさんいました。

あちこちからバンザーイの声があがったり、若い米国人グループは星条旗を振りかざしたりして賑やかでした。 丹沢山の上からご来光です 感動的ですね

私はこの後急に気分悪くなり、吐き気を催して2回ほど少し戻しました。高山病の症状が出たのです。近くにいた親切な若い青年が背中を指すって心配してくれました。これだけゆっくり登ったのに高山病にかかりました。しかし、不思議にもこの吐き気を通り過ぎるともう気分は爽快なんです。
回復後は元気を出して、足取りも軽くなりお鉢周りに出かけました。


お鉢周りで見る富士山の頂上の姿は 下で眺める優美な姿とは極端に違い 爆裂した噴火口の生々しい姿は 大自然のもの凄さを思わずにはいられません。 再噴火は無きにしも非ず・・今日だけは 少なくとも止めて・・・! お鉢周りして 前回と変わっていた点。 剣が峰にあった最高地点の展望台が危険ということで閉鎖されてしまっていたこと。郵便局が移転していたこと。浅間神社奥宮の入り口脇に立つ伍和の偉人・原九右衛門の「鎮国の山」の碑は健在で安心しました。この日この場所で結婚式が行われており、新郎新婦にこの碑を挟んで記念撮影をさせてもらいましたが、その画像も紛失してしまい残念です。

あと白山岳への入山がロープで止められていた。ここから河口湖方面の画像が撮りたかったがだめでした。最もこの日は曇っていて撮影はむりでしたが。

あとこのコースの特徴、醍醐味はなんといっても下山道の大砂走りだ。その模様を若干ご覧ください。私は途中、滑ったり、くじいたり、躓いたり、10回くらい転びましたよ。転んでも砂地だから痛くはないのですが、カメラを紛失したのが大変痛かったです。登山靴は底が片方はがれ落ちてしまった。


大変厳しかったですが、この御殿場コース 私は又来ても良いなあと思いましたね。

ちなみにこの二日間の歩行データ 七日が23,279歩14.6Km、八日が27,082歩17Km、計50,361歩31.6Km でした。

如何でしたか? 皆さん 来年こそ 登ってやろうという気になりましたかね?




富士山登山劇場ⅠおよびⅡもよろしく

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